明治40年に創業食料品店として開業。平成12年に納豆作りにこだわり、「納豆専門店」となる。山形県産大豆に奥羽山脈・霊峰神室山系のおいしい伏流水と、納豆菌の発酵を促す「室」は昭和40年に出来た「石室」で行い納豆の製造をしています。現在では珍しい「石室」は頑丈で厚い火成岩で出来ており、雪国の厳しい冬でも一定の温度を保ち豆の香りが豊かな、丸亀八百清商店にしか出来ない “究極の納豆”に仕上がります。
また、夏は枝豆として食べられている秘伝豆を納豆にし、豆そのままの香ばしさと、枝豆、大豆の中でもボリュームが日本一と言われる粒の大きさは食べごたえあり。多品種、少量生産によりバリエーション豊かな納豆を楽しんでもらいたい。
山形の地豆納豆 140円、山形の秘伝納豆 170円、豆むすめ 170円、豆むすめ(経木) 150円、こだわりの納豆汁 220円
天満神社は戸澤家の氏神として旧領秋田県角館時代から尊崇された神社です。寛永五年(1628)に初代藩主政盛が建立し、寛文八年(1668)に二代藩主正誠が再興したと棟札に記されています。また、宝暦六年(1756)に新庄藩五代藩主・正諶(まさのぶ)により天満宮の祭礼「天満宮祭り」が行われ、前年の大凶作による飢饉からの回復と五穀豊穣を願って神輿を城下に巡行させ、町方には趣向を凝らした「飾り物」を自由に出すようお触れを出したことが「新庄まつり」始まりとされています。時代を越えて今もなお受け継がれ、毎年8月24・25日に絢爛豪華を競い山車が新庄市内を練り歩き、まつり囃子が響き渡る市内は興奮と熱狂に包まれます。「新庄まつり」は平成21年3月に国の重要無形文化財に指定されました。
新庄城は、寛永2年(1625年)戸沢政盛により築城された平城で、234年間、戸沢氏の居城として新庄藩政の中心となりました。明治戊辰戦争に際して庄内勢に攻められ市街地とともに焼失。
現在は、本丸址に戸澤神社、護国神社、稲荷神社、天満神社(藩政時代から現存している唯一の建造物)があり、本丸跡、二の丸跡を含めた城跡は最上公園の名で親しまれ市民の憩いの場となっています。この最上公園では昭和のはじめ、三笠宮さまのご来訪を歓迎し、お堀で水上スキーを披露した強者がいたという逸話があります。
別名沼田城(ぬまたじょう)、鵜沼城(うぬまじょう)と呼ばれ、新庄市指定史跡に指定されています。
新庄亀綾織は新庄藩九代藩主戸沢正胤(まさつぐ)が1830年に藩の特産品として奨励したことがはじまり。その後明治末期に途絶え、幾度かの復興の動きも実を結ばず幻の織物となってしまった。それから半世紀後の昭和56年に国の特産品の開発調査により対象産品として選定され、昭和60年に新庄亀綾織伝承協会が発足、翌年に基本となる「紗綾型(さやがた)」の復元に成功。以来、会員により約20種類の亀綾織復元や商品開発が行われています。織りあげてからヨモギ、萩、茜などで染色するため、しっとりとした気品ある光沢が特徴。手織りのきめ細やかな模様に絹糸の柔らかな肌ざわりで、鮮やかな色味の小物入れは小さな頃に憧れた宝物箱のようです。 なお、機織り長屋で機織り体験も出来ます。花瓶敷1,000円、リボン作り500円~。
訪れた人が、暮らしを考える場所にしてほしいと“考房”と名付けられ、民宿と季節に合わせた体験を行っています。自創自給の暮らしを「愉しむ・伝える・繋ぐ」をコンセプトに、藍染や杉染、チェーンソークラフトなど、自然と関わる事を体験に取り入れるのも大切なこだわりとしています。ご主人が自然の砂糖でコーヒーを飲みたいと知人の大学教授と話したことがキッカケで出来たのがメープルシロップでした。昔からこの地域で“2月の泣きイタヤ”と言われ、「2月にイタヤカエデが甘い樹液の涙を流す」と言われてきたことに着目し、採取を開始。樹液55リットルを煮詰めて出来るシロップは、わずか5リットルほど。金山町の厳しい冬に、樹液が採取出来る分しか作ることが出来ない、貴重で贅沢な国産メープルシロップが誕生したのです。また、このメープルシロップを使ったビールも開発。子供だけでなく、大人もその魅力を試してみていただきたい。
戦国時代の末期天正(1580)年頃開けた多くの集落が水田を耕すにつれて必然的に作られ、その後多くの人々により末端に延長されていったとされています。城下集落の農業用として、次いで近世の宿場集落の農業及び生活用水として文字通り金山の中心部を流れ、命の水として利用されてきました。現在では石畳やポケットパークなどが整備され、周囲の土蔵の建物や板塀とあいまって金山町を代表とする町並みが見られます。公園が隣接され、その休憩所は既存の住宅の利用できる部材を再利用して建て直したもので、内部は土間を中心にトイレと和室が設けられ、地域の活性化と来町者の交流が図られています。春から秋にかけておよそ250匹の鯉が放流され、町のシンボルであるとともに、町民の憩いの場として愛されています。
金山町片貝地区の奥、小さな鳥居から連なるように並ぶ巨木。苔むした参道を進むと岩上にそびえ立つ大杉。岩の祠には地蔵様が安置され、その岩の祠は巨大な集塊岩が両端の岩に支えられ張り出し、奥から清らかな水が湧き出ています。この神秘的な環境が古くから「神の座」として信仰の対象とされてきました。地蔵様には五穀豊穣、村内安全、子孫繁栄を祈り、また水神様には干ばつが続いた時には水乞い雨乞いに訪れ、必ず「恵の雨」をもたらすと言われて来ました。ここからは縄文土器の破片も出土し、古代の人々の住居だったとみられています。岩円(いわえん)とは「岩屋」、岩の家を意味し、地蔵様が家とし守ってきた神秘の森を訪れてみてほしい。
金山町の旧家・西田家から寄贈された蔵を利用し造られた、町の交流施設「マルコの蔵」。施設内は見学無料で、ゆったりとした空間を味わうことができます。ふと外を眺めると、木目の窓枠が額縁となり、そこから見える景色はまるで絵画のよう。それぞれの窓から見る角度によって変わる、四季折々の色彩豊かな景色が楽しめます。
また、喫茶コーナーでは12時間かけて抽出した水出し珈琲や、厳選した豆で煎れたホット珈琲。また、町特産の米の娘豚を使った軽食もいただけます。
平成22年12月、舟形町わかあゆ温泉の敷地内に舟形焼の窯元として築窯。“土いじりをしていると時間を忘れ、素直な気持ちで土に向かえる”そんな土の不思議な魅力に惹かれ、大学を卒業後、青森にある窯元へ弟子入りし技術と精神を学ぶ。陶芸家・金寛美さんの工房には、土独特の風合いを手に触れて感じてもらいたいと、丸みや温かみを感じさせてくれる作品が並びます。また、何枚かのお皿を組み合わせて並べると一つの絵柄になるものなど、普段使いの食器にも遊び心が込められ、柔らかな釉薬の色使いが日常に彩りを与えてくれます。「陶芸は作って終わりではなく、人の手に触れ使うことで味わいが出てきます」そう語る金先生の指導の元、自分好みの作品を作ることで陶芸の醍醐味を味わうことも出来ます。
[陶芸教室]
手びねり¥1,500、電動ロクロ¥2,500、絵付け¥1,000、土器・土偶制作¥1,500~(要予約)
舟形町西ノ前遺跡より出土した国宝・日本最大級の土偶“縄文の女神”の制作などもあります。
※詳しくは、お問い合わせください。
昔から健康に良いとされ、様々な手法で飲まれてきた「山ぶどう」。日中と夜間の気温差が大きい過酷な自然環境にも適応し、最上地域の特色ある資源である「山ぶどう」を町の特産にしようと平成23年にビネガージュースが誕生。舟形町の農家が丹精込めて作りあげた良質な「山ぶどう」だけを使用し、長期熟成により醸造された山ぶどう酢を使用した無添加のジュース。スッキリと爽やかな飲み口は、お酢が苦手な方にもおすすめ。そのままでも、サイダーやお酒で割って飲んでも美味しくいただけます。また、ポップなデザインの瓶は特に女性に人気で、お土産や贈り物にもピッタリです。
長沢山福昌寺は舟形町で最も古い寺として、長享元年(1487年)の開山といわれています。広い境内には山門があり、その天井には美しい絵が描かれています。この山門は明治24年に再建され、以前に描かれていた天井絵が雨風に晒されて判然としなくなっていた事から、昭和58年に描き上げられたものです。日本画家(故)戸蒔耕古氏とそのご子息である晟光氏の両人によるもので、全30枚の絵画が見事に配置されています。そこには、昔からの教えや日本の四季を表したものが描かれており、1枚に込められた妙を見ていただきたい。舟形町有形文化財。また、樹齢約200年を超え銀杏がそびえ立ち、その深い歴史が伺える。
猿羽根山と書いて「さばねやま」と読む。世界三大地蔵尊のひとつ、猿羽根山地蔵尊。山頂に祀られたお地蔵様はおよそ1000年前に安置され、縁結び、子宝、安産にご利益があると伝えられています。お参りののち、本堂にあるお守りと並び圧倒的な存在感を放つ「ダルマおみくじ」。籠に盛られた無骨な表情のダルマさんが睨みを効かせている。一つ選んで備え付けのピンセットでおみくじを引っ張り出す。出た結果は真摯に受け止め結ぶ。だるまは持ち帰って飾っても良い。山頂からの眺めも最高で景色を眺めながら、辺りを散策すれば気分もスッキリ。
前森高原へ向かう道すがら立ち並ぶ牛舎。程なくして見える、3mはあろうかという大きな七福神。この地へ訪れた方の幸せを願い建てられました。 ここから200mほど先に進むと産直があり、牛肉を販売しています。良質な山形牛を買い、前森高原でバーベキューをするというが定番のコースなのだとか。全国発送もしているので、お土産にして自宅ですき焼き!なんていうのも素敵な選択かも。
前森高原は優秀な軍馬を産出した地として知られ、平安時代には馬が飼育されていたとの言い伝えがあり、昭和50年代まで農家で馬が飼育されていました。現在では、オートキャンプ場、コテージなどの施設が充実しており、地元もがみ牛と新鮮な野菜でバーベキューを楽しむ事が出来ます。乗馬体験やトレッキング、地元名産のアスパラ狩りなど季節に合わせた体験が多いのも魅力。中でも手軽に乗馬をすることが出来る引き馬がおすすめ。ハム、ソーセージやアイスクリームも施設内の工房で手作りされ、レストラン「ビアハウス」では素材の美味しさが詰まった作りたてを味わうことが出来ます。360℃パノラマの大自然に囲まれて、ゆったりとした時間を満喫してみませんか?
赤倉温泉の開湯は1100年余りの昔。諸国行脚の旅をしていた慈覚大師が、村人達が傷ついた馬を小国川の川湯に入れて治るのを見て、杖で岩を掘ったところ湯が噴出したことが始まりと伝えられています。今でも温泉街の中心を流れる小国川の石を掘ると、温泉が湧き出てきます。東北一といわれる豊富な湯量で全館源泉かけ流しのあったまり湯は関節痛、神経痛、動脈硬化などに効くと言われています。秋には昔からの風習で、十五夜に豆名月、十三夜には栗名月が行われ、子供達が家々に「豆(栗)っこ、に~だがわ?」と声を掛けながら、茹でた枝豆や栗・お菓子をもらい歩く和風ハロウィンです。ロウソクが灯る温泉街をゆったりと歩いてみませんか?
元々農家をしていたあくる年、余ったお米を利用し地域の伝統菓子「くじら餅」を作り、ご近所さんにお裾分けしたところ美味しいと評判に。それから“お米を持参するので作ってほしい”と次々依頼がくるようになったことがキッカケで、平成元年に開店。実はくじら餅も草餅も、一度も作った事が無かったというお母さんの意外な才能が生み出した奇跡の味。評判の草餅はアンコから手作りし、絶妙な柔らかさの草餅と合わせ、丹精込めて仕上げていく。溶けるような食感に、くど過ぎないアンコの甘みがたまらない逸品で、その美味しさに感動したお客さんから感謝と激励の手紙が届くほど。商品は町の大型スーパーや東京・板橋区大山商店街にある町のアンテナショップなどで販売しており、お店は注文の受付窓口専用になっています。
岩神大権現杉は、その昔一人の修行者が、この大きな杉に権現様の姿を見てこの地で長く修行したと伝えられており、今もなお、御神木として村の人々の信仰を集めています。幹周7.1m、樹高27mの巨木の樹齢は250年以上と、その歴史と共に、村人に深く愛されていた事が分かります。岩神権大現杉と並んで立つクロベは、樹高25m、幹周12.2mにも達し、日本最大級の巨木として知られています。自然豊かな巨木王国・大蔵村には、樹齢数百年を数え、日本一を誇る巨木や名木が多くあり、これらの巨木・名木は大蔵村指定文化財(天然記念物)となっています。大蔵村の長い歴史を静かに見守ってきた貴重な巨木・名木を巡り、移りゆく豊かな四季を感じてみませんか。
奇岩が連なる肘折温泉開湯伝説の地、老僧が住んだとされ、後に地蔵倉と呼ばれるようになりました。周辺は凝灰岩で出来た小さな穴が沢山開いており、穴にこよりを通すと良縁に恵まれるとされています。縁結びのほか、子宝や商売繁盛を願い多くの人がお参りに訪れるパワースポットです。参道にあるお地蔵様の道しるべにより導かれ、人知れず置かれた木の杖が、断崖絶壁をゆくための心強い味方になってくれることでしょう。小松渕はその昔、旅人や村人達を困らせていた大蛇を新庄藩の家臣、小山八郎がみごとに退治したという伝説が残る地。春の新緑、秋には紅葉が素晴らしく、銅山川の名勝としても知られています。なお、肘折温泉では観光地をガイドさんと一緒に巡る体験プログラムがあり、ゆったりと肘折の四季を楽しむことが出来ます。
※季節により体験プログラムの内容が変わりますので、詳しくはお問い合わせください。
黄金温泉を源泉とする「カルデラ温泉館」は大浴場や石組みの露天風呂をはじめ、談話室や休憩室、瞑想室もあり、ゆっくりとリラックスして楽しむことのできる日帰り温泉施設です。温湯は炭酸ガスが含まれ、それが無数の細かい泡となり、心臓に負担をかけずに血行を良くしてくれます。きり傷、慢性皮膚病、神経痛、慢性消化器病、冷え症などに効能があります。日本では珍しい天然炭酸泉が湧き出ており、冷たい炭酸泉を飲泉すれば、胃腸や肝臓、すい蔵の働きを活発にし、神経や筋肉の興奮を静める作用があります。また、平成25年5月にカルデラ館の天然炭酸泉が入った「カルデラサイダー」が登場。懐かしい味と肘折温泉を象徴する地蔵様と銅山川、三角山が描かれた可愛らしいラベルで早くも人気です!
[入浴料]
大人450円、小学生200円、幼児無料
[営業時間]
(5~9月)9:30~19:00
(4・10月)9:30~18:00
(11~3月)10:00~16:30
[定休日]
第1・3火曜
[カルデラサイダー]1本・250円
銅山川沿いに温泉宿が建ち並び、車がやっと通れるぐらいの狭い路地に立ち上る湯煙。開湯の歴史は古く、今から約1,200年前の大同2年(807年)に僧侶・源翁によって発見されたといわれています。宿の湯はどこも源泉のまま湯舟に注がれ、その抜群の効能で昔から湯治場としても知られています。外湯も充実しており、効能に合った温泉をめぐりリラックスした時を過ごすことが出来ます。また、夜明けとともに開店する肘折名物の朝市。地元の旬の食材やお土産を買い求める人であふれ、売り手のお母さんたちの威勢のいいかけ声とともに賑わいます。浴衣を着て温泉街を歩き、響く下駄の音に昔ながらの温泉情緒を感じてみませんか。
羽根沢温泉は、大正8年に石油を求める目的で試掘を行ったところ、大正10年に多量の温泉が沸き出したことが始まり。山形県内唯一の間欠泉で、お肌がツルツルになることから美人の湯としても有名です。共同浴場は地区の公民館に併設されており、昔から地元の人の大切な癒しの場となっています。もちろん入浴料を払えば、どなたでも利用可能。羽根沢温泉の各旅館でも日帰り入浴が出来ますので、雰囲気を存分に味わいたい方には湯めぐりもオススメです。効能は、胃腸病、疲労回復、やけど、慢性皮膚疾患、婦人病、神経痛など。なお、「羽根沢」の地名は、このあたりの住民が、新庄藩に鷹の羽根を献上したことに由来しています。
料金/大人200円、子供100円
利用時間/
(夏期)4/1~9/31 8:00~18:00、
(冬期)10/1~3/31 8:00~17:00
※持ち帰ることも出来ます。(20リットルまで)
鮭川村を流れる清流鮭川。その流れが最も湾曲した場所に米地区があります。集落の水源である米湿原は、雪解けとともにギフチョウが舞い飛び、初夏にはキンコウカが咲き乱れ、ヤマセミの声を背にカモシカが横切る。希少な植物が数多く自生する湿原です。50年ほど前まで、田や葦苅の場所として利用されてきました。その後、放置され、背丈の高い葦が繁茂する荒れた状態に。現在は、米地区民と鮭川村自然保護委員会を中心に復元活動を実施し、古来あったであろう植物が見事に再生した貴重な場所です。早春にはザゼンソウやミツガシワが咲き、ノハナショウブが夏を盛りたて、かわいらしいウメバチソウやエゾリンドウが秋を彩る湿原は、四季を通して楽しませてくれます。整備された湿原を散策することができ、地区の公民館では長靴の貸し出しもしてくれます。なお、冬期間は入ることが出来ませんのでご注意を。
「自然との共生」をテーマにした総合滞在型自然公園「鮭川村エコパーク」。名物になるものをと平成21年に「食用ほおずき」の栽培を始め、季節に限らず楽しめるようスイーツが誕生。「ほおずきロール」は、ホイップの中にジュレが入り、優しい甘さと酸味が絶妙なバランスの一品。ジェラートはほおずき本来の味わいを活かしたシャーベットとミルクを入れた2種。どちらもカフェきのこの森で食べることができ、窓一面に広がる四季折々の景色も素敵なひとときの味わいに。ほおずきスイーツは「鮭の子公園」にある産直も販売中。公園では日帰りのBBQや川遊びが気軽に楽しめ、森林に囲まれたコテージ・オートキャンプ場・フリーサイトの宿泊施設や研修施設も完備。食べて、触れて、泊まって・・・それぞれの「自然」を体感できる絶好のスポットです。
ほおずきロール 200円、1,200円(1本)、
ほおずきジェラート300円、ほおずきジャム350 円
室町時代の天文15年(1546年)、鮭延城主となった佐々木貞綱が聖観音像を祀るためのお堂を建立したことが始まり。最上三十三観音打ち止めの寺で、七難即滅、七福即生、厄除け満願の霊場として多くの巡礼者が訪れます。毎年送り盆の8月18日には仏式としては東日本随一の灯ろう流しが行われ、数千もの灯ろうが鮭川の川面を照らす幻想的な夜は、夏の風物詩となっている。また、庭月は豊かな農村が見渡せる高台にあり「庭月の仲秋」として昔から親しまれ、その幽幻な景色は癒しを与えてくれます。
幻想の森に生い茂る山ノ内杉は、最上峡一帯に見られる天然杉です。樹齢千年を超えていると思われる老木が沢山あり、太いものは幹周りが15mもあります。大きなコブのあるねじれた幹や、根元から複数に分かれた枝が天に向かって伸びており、不思議な光景が見られます。朝の早い時間帯には、森全体が霧に覆われ、まさに幻想的な世界が広がります。また、日中には木々の間に光が差し込み、光と影とが森に模様を作り出し、時間帯によって様々な表情を楽しむことが出来るのも大きな魅力です。幹周り10mを超える杉の群生地は撮影スポットにもオススメです。幻想の森の入口には駐車スペースがあり、5台程度停められます。幻想の森へ向かう道中は細い砂利道を進むため、運転にはくれぐれもご注意ください。
期間/6月~11月 ※冬期間は雪のため観光不可。
船頭の語りと舟唄に耳を傾けながら、最上川の流れに身をゆだね風を感じると、そこにある自然が優しく包み込んでくれるような心地よさを味あわせてくれる「最上川舟下り」。また、トレッキングやいかだ下り、芋煮鍋やこたつ舟など季節の様々なアクティビティやイベントが充実しており、自然を体感するもの、食して味わうものなど山形・戸沢村の四季を満喫するのには欠かせないスポットです。最上の豊かな自然が季節を通して楽しむことができます。
山形市内にある老舗和菓子屋「栄玉堂本舗」の社長が戸沢産の美味しいお米に惚れ込み、平成21年にぼたもちの専門店として開店。戸沢産のお米を老舗和菓子屋のあんこで包み、上品な甘さがクセになる味でリピーターも多いのだとか。地元の方のみならず国道47号線沿いを走るドライバーも立ち寄るなど、お土産としても喜ばれる一品です。なお、店内で食べる事も出来ます。
あんこ115円、きなこ105円、ゴマ105円 ※2個より販売。
真室川町内の小川内(こがわうち)地区、佐藤家に家宝として室町の頃から代々伝わっているとされる里芋、「甚五右ヱ門芋(じんごえもんいも)」。子芋の食感は柔らかくなめらかで、ぬめりも普通の里芋に比べて多く細長い形が特長。芋の外側と内側の差がほとんどなく箸で簡単に切れるほどで、郷土料理の芋煮との相性は抜群です。毎年10月の中旬に開催される収穫祭では、芋掘りや甚五右ヱ門芋ときのこをたっぷり使った芋煮と、在来品種の「さわのはな」の新米を使用したおにぎりが振舞われます。地元の特産品の販売や工芸品のワークショップもあり、まさに「芋掘って、食べて、遊んで」最上伝承野菜に触れる貴重な体験をすることが出来ます。なお、参加費が必要ですが、参加の証である特製手拭いや昼食、芋掘り1株分を含み、お土産も盛りだくさんのイベントです。
この機関車は昭和13年から37年に廃止されるまで、真室川町釜淵駅を起点に国有林から伐採したブナ材等の運搬用として運転された森林鉄道です。平成20年度に経済産業省から「近代化産業遺産」の認定を受け、東北で唯一動くトロッコ列車として現在も活躍中。まむろ川温泉「梅里苑」の施設内、1周1kmの線路を走ります。加藤製作所製の「カトウ君」は子供から大人、鉄道ファンに至るまで多くの人に親しまれています。敷地内には温泉施設の他に宿泊施設、林間コテージや木製遊具などもあり、家族で自然体験した後に温泉に入りのんびり過ごすのもオススメです。
運行期間/5月1日~10月31日
運行日/土・日・祝日
運行時間/11:00、13:00、15:00
料金/お1人様 1周 100円※乳児は無料
正源寺の創建は約450年前(天文5年)、鮭延典膳貞綱公の菩提寺として開かれました。立派な山門が有名で、元々は朝日村大網にある湯殿山大日坊の総門を移築してきたものとされ、楼閣部分には高蘭や手摺を廻し、組物など凝った造りをしています。高さ13m、間口9.7m奥行6.1m、12脚の堂々たる楼門は、真室川町指定有形文化財に指定されています。総門と山門のあいだ、参道の中ほどに線路が通っており、踏み切りを渡らないと境内に入れないという全国的にも珍しいお寺です。山形百八地蔵尊第百二番霊場になっています。また、寺宝として釜淵の遺跡から出土した縄文時代晩期の完形土偶があり国重要文化財となっています。
平成25年8月にオープン。山形県のニジマス養殖場跡を掘り起こし、「自然豊かな場所で釣り堀をしてみたかった」という店主の想いから出来た憩いの場。釣り堀のすぐ側からは奥羽山脈の伏流水が豊富に湧き出ていて、その出水を引き魚の生け簀に流しているため、魚は大型で釣り上げた時の手ごたえも十分な迫力です。料金は竿・エサ代は無料。釣り上げた魚の分のみとなっていてお得で、ニジマスとザリガニ釣りを楽しむことが出来ます。釣り堀へ向かう道なりに立っている黄色のノボリが目印です。家族や友達と、休みの日にふらっと手ぶらで出かけてみよう!魚(ニジマス):大 500円・中 400円・小 300円、ザリガニ:1時間・一人 500円